子どもの目線で見てみよう

子どもの見方を理解しよう

子どもって何してる?

家族に小さなお子さんがいるかたは、お子さんをじっくり観察できると思います。
そうでない方も、仕事やプライベートで小さなお子さんに出会うことがあったり、街中で小さなお子さんを見かけることがあったりすることがあるでしょう。そんな時は是非、子どもが何をしているのかなって興味を持って観察してみてください。

例えば、生後間もなくの赤ちゃんのハンドリガード(hand regard)は見たことがあるかも知れません。
赤ちゃんが自分の手を見ながら、「あれ? これは動いている。ぼくの体も動いているようだ。どういうことだ!?」と頭と心を働かせているんです。

指や手やおもちゃを舐めてみるのも、それが自分の体の一部なのかそうでないのかを知る方法です。

ママの体の外に出てから、ひとつひとつ段階を経て、世界を知っていくのですね。

この指は自分の指かな??

子どもってどう見てる?

私たち大人は、子どもたちからしたらもう何でも知っているベテランです。
ですが、子どもたちは「どんなことでも大人から教えてもらったいいか。」とは考えていないんです。
なんたって、子どもはその子なりに自分で生きていけるようにプログラムされていますから、その子なりに自分でできることはがむしゃらにやっていく気概があるんです。

それ[普通は]しないけど!?
それ[社会的には]しないけど!?
それ[ほかの子は]しないけど!?
それ[大人だったら]しないけど!?
それ[私だったら]しないけど!?

ってことを子どもはするんですよね。
自分でできることはがむしゃらにやっていこうって言う目線で物事を見ているからなんだと思います。
そのことをまず、大人たちは押さえておくべきなんですね。そして、それを理解できると、子どもたちの世界観に寄り添えるようになっていくはずなんです。

子どもの目を通して見てみよう!

「子どもの目を通して見てみよう!」って言うのは、Music Togetherの教え(発達心理学研究に基づいた視点)なんですけど、これがホントに大事で。


大人である自分の視点では、子どもの世界は見ることができない。
子どもの視点を知って、なおかつその視点から物事を見れるか。
そのためには、子どもの目線に降りて、子どものマネをして、子どもと一緒になって遊んで、「こんな風にやってみるって楽しいんだなぁ!」と実感できること。

腹ばいで遊ぶ男の子
腹ばいで遊ぶことにもいろんな意味があるんだよね。


子どものマネをしたって、もうすでに多くを知っている大人である私たちには、普段しないことの楽しさしか感じられないかもしれません。でも、子どもにとっては全てが学びに繋がって、すべてが未来に繋がっているのですから、その場面を共有できることが一番大事なんじゃないかなって思います。

(だからって、せっかく作った離乳食をダーッと床にこぼされてはイラっとしちゃうだろうこと、お察しします💦)

子どもの持つ「感覚」を理解することもまだ大事で、そんなことも書いていきたいと思っています。

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