4月ですね
子どもたちにとって、「ご入学・ご進学おめでとう🌸」の時期ですね。
お子さんたちは新しい環境にデビューしたでしょうか。
我が家の男の子たちも進学・進級です。
長男の1号君は大学に入学し、履修のガイダンスやら研修バスツアーやらが始まっています。
初めての電車通学ですが、さっそくできたお友達と一緒に通っています。
次男の2号君は高2になり、部活に新入生が入ってくるのを楽しみにしています。
仲良しの子たちと同じクラスになったので不安はないようです。
兄弟二人は2歳差で、幼稚園、公立小学校、公立中学校、公立高校と、ずっと一緒に通いました。そして、1号君が先に進学する年の4月は、2号君の気持ちが少し下がってしまう時期でした。
なので私はいつも、2号君の好きな「おいしいもの」を用意して、話し相手になることにしていました。
ところが、今回は2号君には特に変わった様子がないのです。
高校に入ってお友達が増えたことと、スマホでいつでも誰かと繋がれることで安心なのかも。
でも、やっぱり成長したってことなのかなと思っています☺
新学期の過ごし方
春と言うのは子どもたちにとって、春休みから新学期スタートまで落ち着かない時期かと思います。
春休みは楽しく過ごせたとしても、学校が変わったりクラスや担任の先生が変わったりと言う変化が控えているのですよね。新年度の準備もあれこれあったりして慌ただしくもありますね。
楽しみな反面、お友達はできるだろうかとか、クラスに馴染めるだろうかとか、中には「幼稚園に入ったらちゃんとしなきゃ!」と幼いながらも真面目な子や、年齢に関わらず緊張があるものです。
で、それは親も同じで。
新年度の準備をしながら、ふと「うちの子、新しい環境でどうかしら。大丈夫かしら。」
と不安になったりして。ワクワクよりもドキドキの方が大きくなってしまうこともあるのでは。
4月からお仕事に復帰されるママさんにとっては、小さな我が子が保育園で寂しがらないだろうかとか、放課後にちゃんと学童に行って過ごせるだろうかとか、お熱ですって呼び出されないだろうかとか、ドキドキばかりの方もいらっしゃるかもしれません💦
実は私は不安型で、いろいろな心配事をしてしまうタイプなんです。
だからこそ、「新学期はゆっくり過ごす♪」ことにしています。
たくさん目にするようになる、習い事の「春の入会キャンペーン」とかも無視です(笑)。
後回しにして、GWぐらいになったら動き出すようにしています。
一度に多くを詰め込まないことは、親にとっても子どもにとっても大事です。新学期は、生活と学校や園の環境を整えることを優先して、新しいお稽古などを始める時期はずらしてみるのが良いというのが私の考えです。
親の心の状態はどうですか
親がいくら心配しても子どもは勝手に育つし、取り越し苦労であることが多いのです。
問題が起きたらそこで考えよう。なるようになるさ!とドンと構えたいものですね。
しかしながら、ドンと構えられない私のような人は、ぜひお茶を淹れて座ってください。
心をゆっくーりさせましょう。
後に回しても大丈夫なことは優先順位を下げて、子どもと向き合う時間を作る。
子どもの話をたくさん聞いて、子どもとたくさん話して、たくさん笑いましょう。
でも、子どもの話を聞いたり様子を見ながら、「えー、そんなんで大丈夫ぅぅぅ???」と
また不安がってしまうこともあるかもしれません。
そしてついつい子供にプレッシャーをかけるようなことを言ってしまい、さらにお子さんが緊張してうまく行くことも行かなくなるなんてことも~…。
さあ、そうならないために、お茶と一緒に「おいしいもの」を用意しましょう。
好きなお菓子でも何でも、おいしく食べられるものが良いでしょう。
これはホントにおすすめ。
人は「おいしいもの」があると、フィーリンググッド効果と言って良い影響を感じます。
子どももリラックスして話すし、親もそれを見て安心出来たり上手に話を聞くことができるのです。
お菓子を食べない月齢のお子さんなら、抱っこして授乳してあげましょう。
哺乳瓶を一人で持てる場合も、抱っこして話しかけてあげながら飲ませると良いです。
保育士さんからのその日のコメントを思い返しながら、たくさん話しかけてみてください。
肌が触れ合っているということも大事なコミュニケーションです。
そんなふうにしてゆっくりと向き合う時間を作ってあげることが、子どもを安心させます。
ゆっくりリラックスして落ち着いた状態か、緊張して焦ったり不安な状態か…
親の心の状態がダイレクトに子どもに伝わり、新学期のスタートを左右します。
言葉にすることで落ち着く
人は、自分の感情がわからないときに焦燥感に駆られるし、自分の気持ちを認められない時に落ち込みます。これが自己肯定感を下げていく原因でもあります。
だからこそ、子どものうちから自分の感情を言葉にするって大事なんですよね。
自分は〇〇な状態だから○○な気持ちを感じているんだということを、ポジティブな場合でもネガティブな場合でも言葉にできると良いです。
親も、子育てと自分のこととで忙しく気分が上がらないなら、それを言葉にすると良いです。
逆方向に考えて行動していくと気分が上がるんだということに気付ければ、なお良いです。
そして、お子さんにも同じように、気持ちを言葉にするお手伝いをしてあげてください。
「嬉しいね」「悲しかったんだね」と代弁してあげること、
「嬉しい気持ちになったのかな?」「悲しい気持ちだったのかな?」と確認してあげること、
「その時どんな気持ちだったの?」「それでどう感じたの?」と言葉を引き出してあげること、
それぞれの段階で寄り添い上手になってあげたいですね。
「大丈夫だよ」は魔法の言葉
子どもが成長して外の世界に出ていく過程でなくてはならないものは「安全基地」です。
これは、親や育ててくれる近しい大人との間にできる、心の結びつきのことです。
心の結びつきが強いほど、子どもたちは勇気を得て外の世界へと踏み出すことができます。
まさに新学期は、子どもにとって未知の世界へと踏み出す時期。
たくさんコミュニケーションをとって、気持ちを認めてあげて、安心させててあげて、「大丈夫だよ」と送り出してあげられるようになりませんか☺
我が家の男の子たちは、「大丈夫だよ」が力になっているのかなって感じることが増えてきました。
大学生や高校生になっても、幼稚園のころと変わらず、家に帰ってくるとしゃべり続けています。
(親には話さないことや、兄弟二人だけで話していることももちろんあるのでしょうが。)
大きくなるにつれて、いつの間にかこちらの話も受け止めてくれるようになりました、
私の話もたくさん聞いてくれます。失敗談なんかも「あーあ(笑)。」って笑ってくれます。
まだお子さんが小さいうちは、大変で心配な新学期である方もいらっしゃるかもしれませんが、
自分にも「大丈夫だよ」と声をかけて、自分をハグしてあげて、ご自身への心配やお子さんへの心配を吹き飛ばしちゃいましょう~♪
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